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美肌のプロが教える、肌が見ちがえる“落とすケア”「ONE STONE TWO BIRDS」の絶妙バランス

presented by ONE STONE TWO BIRDS

神崎恵さんと友利新先生が伝授!肌がよみがえるクレンジング&洗顔アプローチ

丁寧にスキンケアをしている人でも、間違った認識で肌トラブルを招く恐れがある「クレンジング」と「洗顔」。透明感のある美肌になるためには「正しく汚れを落とすこと」が第一歩だと語る美容家の神崎恵さんと皮膚科医の友利新さんに、落とすケアで陥りがちなNGポイントとプロがおすすめするケア方法を伺いました!

神崎恵さんのスキンケアのテーマは「抗酸化」

神崎さん:私が日頃から気をつけているのはお肌を酸化させないこと。酸化は、くすみからシミ・シワまであらゆる肌トラブルの元になって、老化を加速させることも。だから、酸化の元となる汚れを「落とす」行為こそ美肌作りにはとても重要なんです。特に今の季節は、花粉や黄砂など目には見えない汚れもたくさん付いていますから。

友利さん:その通りです!「酸化」というと難しく感じるかもしれませんが、実は毎日私たちの肌で起きていることです。メイクや肌に付着した汚れは、やがて皮脂と混ざって“皮脂汚れ”となり、それが空気に触れることで酸化します。放っておくと、肌の黄ぐすみや、炎症を引き起こしたり、シミや毛穴のつまり、ニキビの原因にもなります。また、酸化が進行すると、たるみやシワなど肌弾力の低下を招く糖化も進行します。メイクが軽い日でも肌に汚れはつきますので、毎日きちんと汚れを落とすことは大切なんです。

神崎さん:そうですよね。美容好きな方でも、化粧水や美容液にはこだわるけれどその前の洗顔料やクレンジングにはあまり気を遣っていない方もいらっしゃるので、講座などの生徒さんへも「スキンケアは洗顔から」と伝えるようにしています。

「落とす」ことが、美肌のための第一歩であり、キーになる

神崎さん:私自身も20代の頃は「与える」スキンケアばかりに注力していたのですが、ある時から肌の調子が一向に上がっていかないな、ということがあって。そこで皮膚科へ相談に行くと、「どんな風にメイクを落としていますか?」「クレンジングや洗顔には何を使っていますか?」と、「落とす」ことについてたくさん質問されて。その時にはじめて、まず正しく落とすことが重要だということを学びました。

友利さん:正しいスキンケアの知識を身につけることは大事ですね。最近はSNSでも手軽に情報を得ることができますが、良いこともある反面、中には間違った情報も多いので気をつけてもらいたいです。
先日も診察で「SNSで見たんですが、洗顔料って泡立てると洗浄力が無くなるって本当ですか?」って聞かれて。洗顔料は泡立つことで表面積が増えて細かい汚れまで吸着できるので、しっかり泡立ててほしいですね。

神崎さん:今は誰でも情報を発信できるし、キャッチャーなものほどどんどん拡散してしまいがちなので気をつけたいです。SNSよりもまずメーカーが推進している正しい使い方を参考にしたいです。

摩擦レスは推奨するけれど、「こする」と「なでる」は違う

友利さん:昔は「とにかく濃いメイクをいかに落とすか」ばかりでしたが、だんだんスキンケアとしての重要性が浸透してきたことは良いことだと思っています。今はクレンジングも洗顔料も進化しているし、商品の選択肢も格段に増えましたよね。

神崎さん:肌を労わりつつメイク汚れを落とすアイテムがたくさん誕生しています。そうなると、今度はそれを使って「どう落とすか」がポイントになりますね。毎日しっかりメイクを落として顔も洗っているのに肌トラブルを抱えている人が多いのはなぜなのでしょう?

友利さん:私がクリニックで診察していて思うことは、今って“摩擦レスブーム”だから、肌をこすらないように気を付けている人は多いんですが、ちゃんと落とせていなくてかえって汚れが溜まってしまっているんですよ。メイクや皮脂汚れは、クレンジングや洗顔料と“混ざる”ことで落ちます。もちろん擦って肌を傷つけてはいけませんが、しっかり汚れとなじませないと落ちないのが実際のところです。一方で、落としすぎにも気をつけてほしいです。お肌は、水分と油分が交互に層になっている“ラメラ構造”をしています。油分が肌の水分を保持する役割を果たしているんですね。

皮脂汚れは落としたいですが、洗いすぎによって油分(皮脂)がなくなるとバリア機能が低下してしまい、それも肌トラブルに繋がります。また、油分によってその後の化粧水などのスキンケアがなじみやすくなるので、落とし過ぎも良くないんですね。クレンジングや洗顔後、肌がつっぱったような気がする場合、それは洗いすぎ。「落とす」と「残す」のバランスが大事なんです。

落とすアイテムも「バランス」で選んで!

神崎さん:ちゃんと落とす、でも落とし過ぎないというのは、洗い方もアイテム選びでも重要だと思っています。最近の洗顔料やクレンジングは肌にやさしかったり、自分の肌に合ったものを選びたいですね。

友利さん:「ビタミンC誘導体」などの抗酸化作用のある成分や、落としすぎを防ぐ意味で「美容オイル」が配合されているものなど、クレンジングや洗顔の中にも与えるスキンケアとして優秀な商品がどんどん出ていますね。

神崎さん:美肌のためには、お肌の酸化の元をしっかり落とすこと、潤いの元はちゃんと残すこと。ご自身の肌質やライフスタイルに合ったバランスの商品を使うことを心掛けてもらいたいですね。