美容を習慣化するためのアドバイス。美容家・岡本静香が大切にするワクワク感

もう見逃さない。肌荒れのサインに気づくために大切なこと

美容家としてさまざまな美容のお悩みを耳にするなかで、「水分が浸透※1しているサインのひとつであるモチモチ感が苦手な人も多い」ということがわかった岡本さん。「LuLuLun Lotion」のクリアタイプを手に取り、こう話します。

「モチモチする感じが苦手な方は2種類あるテクスチャーのうち、モイストよりもクリアタイプがオススメ。さっぱり感がありつつ潤いますし、メントールでもない、でも、すーっとした感じが新感覚でした。何度重ねてもさらりとしてるのに、ちゃんと水分が入って潤っていくのがわかります」

しかし、「潤っているって感覚がわからないって方もたくさんいるんですよ」と岡本さん。お肌の乾燥は「微炎症」と呼ばれ、文字通り小さい炎症が起きてしまっている状態。そのままにしておくと、肌荒れにつながり、ターンオーバーがうまくいかなくなり……と、負のスパイラルに陥ってしまいます。そのサインに気づくためには、肌の良い状態を体感し、感覚を研ぎ澄ませてあげることが大きな鍵になりそう。

「スキンケアもいかに効率がいいかを考えていた」。岡本さんが気づいた“本当の心地よさ”

「お肌ももちろんだし、ほかのことにもそれは通じているんですけど、まずは心地よさを認めることや気づくことがすごく大事だと思っていて。私自身、このstayhome中に色々な気づきがありました。これまでは色々なことに追われてストレスのある生活の中で、懸命に“心地よさ”を追求していたと思います。スケジュールを詰めたり、SNSを通して常に人前に出る選択をしたり、ずっと交感神経優位で動いていました。そのなかで実践していたことって、追われる生活のなかで、なんとか上手に息継ぎしていただけなんじゃないかって。
今回本当に体と心がリラックスする“新しい心地よさ”を感じました。」

「スキンケアもいかに効率がいいかを考えていたんです」と振り返る岡本さん。家で過ごす時間が増え、肌と向き合う人が増えた今、自分が本来持っている肌の力を高めるための方法を求めている人も多いのではないでしょうか。さまざまな人の美容への意識に触れてきた岡本さんもそれに頷きます。