少し大袈裟かもしれないが、歯科医やクリニックに通わなくても自宅で口腔ケアが出来る時代が来るのかもしれない。そんな予感をさせる、画期的なアイテムが登場した。
歯垢を除去し、口内環境を整える、
世界初のオーラルケアブラシ。
年齢を重ねると、「歯周病」や「口臭」、「歯の黄ばみ」といった悩みが増えてくる。相手に不快な印象を与えてしまうこともあるだけに、ここ数年でホワイトニングなどのケアが急激に普及したのも、オーラルケアが最低限のマナーとして定着してきたことを物語っている。
今回紹介したいのは、進化が著しい美容家電の中でも注目される、最先端の「電動歯ブラシ」。従来のものと根本的に異なるのは、“科学的なアプローチ”によって歯垢を除去し、歯周病ケアからホワイトニングまでを叶える電動歯ブラシだということだ。※2
それが、電動オーラルケアブラシ『Silk’n WAVE(シルキンウェイブ)』。
「Silk'n」はイスラエル発のグローバルブランド。世界50カ国以上で展開しており、日本では2009年から女性向けの美容家電を販売している。この『Silk'n WAVE』は2019年10月から発売。男性の購入も多く、比率は半々なのだそう。
「CES2020」に巨大ブースが登場。異例の注目を集めた電動歯ブラシ。
毎年1月にラスベガスで開催される世界最大規模の電子機器の展示会。今年はトヨタが未来都市構想を発表したことでも話題になった最先端の舞台でも、この『Silk’n WAVE』は、画期的な電動歯ブラシとして注目を集めた。その理由についてレポートする。
独自の「RF」技術によって、
歯も歯茎も守る。
『Silk’n WAVE』の特徴をわかりやすく解説した30秒の動画がある。
日本歯周病学会によると、歯周病の原因は「プラーク(歯垢)」。歯垢が残ったまま2〜3日放置すると細菌がつきやすく、虫歯や口臭、歯周病などのリスクを高めると言われており、定期的に歯科医院で早めに除去してもらうことが推奨される。
そこで効果を発揮するのが、『Silk'n WAVE』だ。
1.「電動歯ブラシ」と根本的に異なるアプローチ
一般的な電動歯ブラシは音波や物理的な「振動」によって歯の表面の汚れを掻き出すが、振動だけでは頑固にこびりついた歯石は除去することができない。また、強い振動は歯の表面や歯茎を傷つけてしまい、脆くなってしまうリスクを伴う。
『Silk’n WAVE』が画期的な点は、「RF」と呼ばれる高周波による除去であること。微弱な高周波が流れることによって、荷電粒子が歯の表面と不純物の結合を分離させて頑固な歯垢を取り去ることができる。※2
振動機能も搭載しているが、あくまで食べかす等の汚れを掻き出すだけ。段階は選べるが、強い振動はなく、ブラシ自体も柔らかい。歯や歯茎に優しい設計になっている。
2.RFによる「予防効果」
歯垢やステインなどの不純化合物を他の荷電物質に置き換えるため、汚れを付着しにくくする効果が認められている。汚れの除去と同時に、「予防」までも可能にするのが大きな特徴の一つだ。
3.「自然な白さ」が手に入れる
クリニックのホワイトニングは、痛みを感じるほど強力な薬剤によって歯の表面を漂白する。その結果、時には不自然なほど白い歯を見かける。
一方、「RF」によるホワイトニングは、ステインなどの不純物を取り除くことであるため、歯の「本来の白さ」を取り戻すことが出来る。
歯科医師も認める「RF」の効果。
オーラルケアの新たなスタンダードに。
現役の歯科医師も、RFを搭載した電動ブラシの存在に注目している。 ジュエルホワイトクリニック広尾の登坂万喜院長もその一人。
「RFが搭載された歯ブラシというのは、歯を磨く歯ブラシという概念ではなく、歯のケアを行う歯ブラシということで、歯科医師から見ても画期的で大変新しいオーラルケア歯ブラシだと思います」
『Silk’n WAVE』は、定価38,500円(税込)。電動歯ブラシの中でも高額な部類に入るが、この先、歯科医やクリニックに定期的に通うコストを考えれば、日常の歯ブラシで少しずつケアが出来ることは決して高くない投資と言えるかもしれない。ブラシヘッドを付け替えれば、家族全員で使うこともできる。
今までプロにしかできなかった新しいオーラルケアをぜひ体感してもらいたい。